仮想通貨が儲けられる仕組みは、基本的には株や為替と同じです。相場があり、価値が変動するためです。取引をする人がそれぞれ価値を認識しているので、安いと認識している人から買って高い感覚の人に売れば利益を得ることができます。

相場があり価値が上下しているため

日本円しか持ったことがない、日本円での定期預金しか金融取引をしたことがない人にとって、仮想通貨でなぜ儲かるのかが分からないかもしれません。通常日本円をそのまま持っていても、定期預金の金利はわずかです。減ることはありませんが、そのままでは増えません。仕組みとしては、株や為替同様に相場があって変動しているためです。この相場は日本円とは異なるので、日本円での価値は、常に動いている状態にあります。価値の変動のあるものに対しては、安い時に買って高くなってから売れば儲けになります。変動をうまく読み取れば、儲けることも可能です。

人によって違う価値感覚を持っている

日本円の100円玉に対してどれくらいの価値があるかを問われたらどうこたえるかです。100円と書かれていますから100円としか答えようがないでしょう。200円の価値があると考える人はいませんし、50円と答える人もいません。仮想通貨の仕組みとして、日本円とは別の価値を持っています。そして、持っている人がそれぞれ別の価値感覚を持っている通貨になります。1通貨単位に対して、安いと考える人もいれば高いと考えている人もいます。そこで、安い人から買い高い人に売ると、その差分は儲けになります。取引所の板情報を見ると、この流れで取引ができます。

管理者がいない自由競争の原理がある

商品を販売するとき、販売者が価格を決めます。大抵は原価より高い価格をつけるでしょう。この時は販売者がどんどん販売をすれば儲かるようになっています。購入者が儲かることはありません。仮想通貨の仕組みとしては、自由競争の原理で取引が行われています。すべての人が儲かったり損をしたりがない市場の中で取引をします。トータルで100万円の利益があれば、その逆として100万円の損をしている人がトータルでいるはずです。うまく利益を上げるグループに入ることができれば儲けられますが、その逆の立場になれば儲けることはできません。

まとめ

仮想通貨を利用して設けている人がいるようです。仕組みとしては、価値が変動する相場があることでしょう。この中で安く買って高く売れば、その差分を儲けとして受けることができます。日本円とは連動していない価値です。