仮想通貨が一般的に有名になってきましたが、やっぱり仮想通貨は危ないと思っている人も少なからずいるようです。それでは仮想通貨は一体何が危険だと思われているのかというと、まずひとつに取引所の存在があります。
そもそも仮想通貨を購入するには”取引所”から購入する必要があるのです。ところが、ニュースでも話題になりましたがコインチェックのNEM流出問題を始めとして、取引所に関連する良くないニュースが報道されたのです。
このような報道が流れてしまうと、せっかく仮想通貨を始めようかと思っていた人もやっぱり危ないから止めようかと躊躇してしまいますよね。仮想通貨取引の肝となる取引所が信用できなければ、そもそも仮想通貨なんて始めることは出来ません。
それでは本当に不祥事を起こした取引所は危ないのでしょうか?

不祥事を起こした取引所は実は安全?

ここからは私の考え方になりますが、不祥事を起こした会社が一概に”信用出来ない”とか”危ない”というのは時期尚早ではないかと思うことがあります。というのは、不祥事を起こした会社は社会的に制裁を受けることになるので、もう二度と不祥事は起こしたくないと思うものなのです。つまり、逆に言えば最も不祥事を起こしたくないと気を付けている時期なので、反対に考えれば安心だともいえるのです。とはいっても、これは会社の体質にもよるので絶対そうだとは言い切ることは出来ませんが、普通に良識のある会社なら同じようなミスは起こさないように気を付けているはずなので最も安全だと考えることも出来るのではないかと思います。ただし、先ほどもお伝えしたとおり、会社側の考え方そのものが変わらなければ意味がないのでそのあたりは注意する必要があるでしょう。

取引所選びは慎重に!

仮想通貨を購入するために切っても切り離せない取引所ですが、選び方を間違えるととんでもないことになりかねません。せっかく設けたお金が1円の価値もなくなってしまうことだって有り得るのです。そこで最も重要になってくるのが取引所選びと共に、自分の仮想通貨をどうやって守るかというところです。今の時代、自分の身は自分で守らなければ誰も助けてはくれません。仮想通貨に関して自分を守る方法としては、ハードウェアウォレットに移行する等、様々な方法があります。取引所を伸張に選ぶことはもちろん、その他にも出来ることはやっておいた方が良いでしょう。

認可を受けていない取引所はなるべく避ける

前述したとおり、仮想通貨の取引所選びは非常に重要な要素になってきます。それではどうやって取引所を選べば良いのかというと、ひとつの基準としては金融庁の認可を受けている取引所を選ぶということです。取引所には”みなし業者”という認可を受けていない業者もあるのですが、そういった業者はなるべく避けた方が良いでしょう。ちなみに、コインチェックも見なし業者だったようです。そういった業者はセキュリティが甘かったりすることも考えられるので、仮想通貨が流出してしまうといった懸念も考えられます。まずは認可を受けているか受けていないかを確認することが重要になってきます。

最後に

まだまだ発展途上の仮想通貨業界ですが、これからどんどん市場が成長していくことが予想されます。それに伴い、取引所の数も増えてきて、どの取引所を選べば良いのかますます悩むことになってしまうかもしれません。インターネット上で行う以上、絶対に安全な取引所というのはおそらくないと思いますが、その中でも認可を受けている業者を選ぶ等出来るだけリスクを最小化することは出来ます。また、一度不祥事が起こったからといって、必ずしもその取引所がダメというわけではありません。むしろ他の業者よりも車内のチェック体制が厳しくなって安全な取引所になっているのかもしれないのです。

これから突入する仮想通貨時代に向けて、慎重に取引所を選ぶことがとても大切になってくることは言うまでもありません。