仮想通貨イコール”ビットコイン”と思っている人もいるほど、ビットコインは仮想通貨を代表する銘柄になっています。

これから仮想通貨を始めようと思っていて、何から始めれば良いか分からないという場合でも「まずはビットコインを購入してみよう」と考えているる人もいるのではないでしょうか?

仮想通貨といっても非常にたくさんの通貨が存在しており、中には大損してしまうリスクの高い通貨も混ざっているのも事実です。

でも、「ビットコインくらいメジャーな通貨ならそんなリスクもないだろう」と思ってはいないでしょうか?

しかし、実はメジャーだからこそのリスクもあるのです。

そこで、今回はビットコインのリスクについてご紹介したいと思います。

ビットコインの投資にどのようなリスクがあるのか

ビットコインの投資は他の仮想通貨よりリスクが高いです。どのようなリスクがあるのかを次に挙げて、解説していきます。

価格変動が激しい

どの仮想通貨にも言えることですが、ビットコインの場合だと、現在の1BTC90万円台と、仮想通貨の中でも高いです。ちなみに、ビットコインより高い仮想通貨(42コイン)などが存在しているので、ビットコインは仮想通貨でも価格が一番高いと言えないのですが、時価総額ランキング(参照:CoinGecko)では常に1位を誇っています。

話を戻しますが、ビットコイン自体の価格が高く、少しの変動でも価格が大きく変わります。ビットコインを購入する際は注意するようにしましょう。

仮想通貨取引所の破綻

これはビットコインに限った話ではなく、仮想通貨全体にまで影響を及ぼしかねない話でもあります。取引所の破綻の可能性は、ビットフライヤーやザイフといった認可を受けた取引所全てが持っています。

取引所が破綻したケースについてですが、一番有名なのがマウントゴックス事件です。マウントゴックス事件とは、マウントゴックスという仮想通貨取引所からビットコインが消失したという事件です。

2013年に、マウントゴックスはハッキング攻撃を受けて、顧客から預かっていたビットコインが消失し、2014年にはマウントゴックスが破綻しました。2018年1月にコインチェックのネム流失事件が発生しております。

コインチェックは現在、マネックスグループの買収を受けて、買収について進んでいます。

国の法律や規制強化など

コインチェックのネム流出事件から始まって、日本は国内の取引所全てに対して立ち入り検査するなどの規制を強化しています。とはいえ、決して悪いことではないので、ポジティブに受け止めるユーザーも多いと言えます。

なぜかというと、仮想通貨に対する法律の不透明さが目立ったことにあるからです。この規制強化によって、認可を受けた取引所の安全性と信頼性が認められたということになります。

しかし、これは日本国内の話しで、海外の場合だと、そうはいきません。中国の話になりますが、中国の場合だと、仮想通貨取引をすべて禁止にしました。国の都合によって、今まで使っていた取引所が使えなくなる可能性があるということです。

信用取引で借金が発生する

ビットフライヤーやザイフなど、認可を受けた仮想通貨取引所の多くが、レバレッジを効かせたビットコインの信用取引が可能です。しかし、担保となっている証拠金不足によって、追証という不足金の支払いが発生する状況になることもあります。

追証が発生しないように、強制ロスカットが自動的に発生するという機能はどの取引所にもあるのですが、急激な価格変動に追いつかず、ロスカットできなくなることがあります。その結果、多大な借金ができるというわけです。

株式の信用取引に失敗して数千万円の借金を背負ったという人はインターネット上だけでも見受けられるので、そういった人にならないように、リスク管理を徹底しましょう。

ビットコイン投資のリスクを回避する方法

ビットコインに投資するときはまずリスクを回避する方法を知らなければなりません。その方法を次に挙げて、注意点なども含めて解説していきます。

マルチシグネチャを採用する取引所に預ける

マルチシグネチャとは、秘密鍵を複数に分散して管理するというセキュリティシステムのひとつです。通常、ハッカーを行う人など第三者に秘密鍵のアドレスを知られたら、対応策としては、ウォレット内の仮想通貨を一時的に、取引所に全額送金するなどが挙げられます。

自分の意図とは関係なく、第三者がウォレットにログインされて、ウォレット内のビットコインを外部に送金される可能性があるからです。しかし、マルチシグを採用した取引所であれば、ハッカーによって秘密鍵をハッキングできたとしても、別の秘密鍵がなければ、取引所のウォレットにログインできません。

複数に分散された秘密鍵を揃えなければ、そのウォレットにログインできないということです。一般的には、秘密鍵を3つに分けて、2つ揃えないとウォレットにログインできないようになっています。2つ同時に秘密鍵を揃えるのは、一流のハッカーといえど困難です。

マルチシグを採用した取引所のウォレットであれば、ビットコインを安全に管理ができるというわけです。

自分で用意したウォレットに預ける

まずはビットコインの公式サイトにアクセスして、自分の目的と環境に合ったウォレットを選んでください。

https://bitcoin.org/ja/choose-your-wallet

選ぶならオフライン対応のウォレットがおすすめです。理由は、オフラインであればハッキングを受けることはないからです。しかし、日常生活の中で、ビットコインが入っているパソコンやスマートフォンなどの端末自体の紛失や盗難や破損などの可能性があります。

オフラインだから安全という理由で管理を怠ると、ビットコインを失うことがあるので、オンラインやオフラインに関係なく、管理を徹底することが大切です。

最後に

ビットコインは価格変動が大きいというリスクがありますが、反対にいえば大きく稼ぐことが出来るということでもあります。また、マイナーな仮想通貨と違い、少なくとも価値がゼロになるということもほとんど考えられません。もちろん取引所の問題や仮想通貨が盗まれるというリスクも考えられますが、これはビットコインに限らず全ての仮想通貨に共通するものであり、きちんとリスク管理をしておけば盗まれるという心配はそれほどしなくても良いでしょう。仮想通貨をやってみようと思っている人は、まずはビットコインから試してみるのも良いですね。